趣味友を作りたいと思ったときに、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を使う人は多くいます。特に、趣味友コミュニティがある「mixi(ミクシィ)」を使って探すのも、ひとつの手です。
しかし、現在のmixiは時代遅れな感があり、コミュニティ内での衰退が激しいです。結論を言うと、mixiでは趣味友は作れません。
ここでは、mixiで趣味友を作れない理由や、mixiをおすすめしない理由や、mixiに代わって使うべきコミュニティサイトを紹介します。
mixiとは?
mixiとは、2004年にサービスを開始したソーシャルネットワーキングサービスです。「心地よいつながり」を軸とするコミュニケーションの場を提供するのをコンセプトに、10年以上経った今でも利用されています。
mixiの特徴
mixiの特徴は、ニュースやイベントなどの豊富なコンテンツが用意されていること。
その中でも特に「コミュニティ」はmixiの重要なコンテンツです。270万を超える趣味コミュニティがあり、同じ趣味の人とコミュニティ内の掲示板を通じて、趣味の話ができます。
なので、趣味友を作るのにおすすめのサービスにように思えます。けれど、趣味友作りにmixiを使うべきではない理由があります。
mixiは時代遅れである理由
mixiが時代遅れである理由は、他のSNSの流行によって、mixiをほとんど利用する人がいなくなったからです。
mixiが急成長し始めたのは、2006年〜2007年の頃。2007年の2月には1000万ダウンロードを誇りました。さらに、2011年には4000万ダウンロードという数を記録したのです。急激な急成長で当時の中学生や高校生の間に、やっていない人はいないほどの大流行を起こしました。
しかし、2011年ごろから他のSNSが流行りだします。その代表格がTwitterやFacebookです。
参考記事:Twitterでの男友達の作り方? 効率が悪いのでおすすめしない理由
参考記事:Facebookで男友達の作り方は?身内バレに気をつけて!!
mixiは招待制であることなどを理由に、利用者と友達の間の秘密の部屋のような空間が当時はウケていました。
しかし、他のSNSはTwitterは140字以内でつぶやくという手軽さ、Facebookは本名で登録をして繋がる信頼性の強さに、mixiはどんどん追いつけなくなっていきました。
しかも、TwitterやFacebookはどちらも世界中でヒットを記録したものの、mixiは国内向けが主だったこともあり、当時の若者は次々とmixiから乗り換えたのです。
現在、mixiを運営している株式会社mixiは、SNS事業から少しずつ手を引き始めています。スマホゲームアプリなどの業績が良いので、ソーシャルネットワーキングのmixiは、ほとんど改善されていないままです。
また、mixiが時代遅れな理由は、mixiにあった「足跡機能」の停止も問題なのでは? という言及もあります。
誰が自分のプロフィールに来てくれるか楽しみだった「足跡機能」が無くなったため、多くの人がmixiに面白さを感じなくなったとされています。
参考:mixi衰退の最大のミスは足跡機能廃止にあったという、いまさら解析いかがですか?|BLOGOS
mixiで趣味友作りをおすすめしない理由
先述したの通り、mixiには趣味コミュニティがあります。しかし、mixiで趣味友作りはおすすめしません。
その理由は、以下の3点です。
- そもそもmixiの会員数が少ないから
- 同じようなアカウントが複数の趣味コミュニティで書き込みをしているから
- 昔書いた日記が黒歴史で他人には見せたくないから
そもそもmixiの会員数が少ないから
mixiは栄華を極めた2011年以降、正式な利用者数を公表していません。以下の記事の中で書かれている通り、mixiのユーザー数は下げ止まりとのこと。
参考:ミクシィ、「モンスト」効果で売上高493%増、mixiのユーザー数は下げ止まり
現在は、懸命に会員数を呼びもどそうとしているのが見られます。けれども、実際にmixiにログインをしてみると、以前繋がっていた友人はいなくなり、他のユーザーも激減している印象がありました。
だから、mixiで趣味友を作りたくても、そもそも会員数が少ないです。友達がいない状況では繋がれないのです。
同じようなアカウントが複数の趣味コミュニティで書き込みをしているから
mixiの売りである趣味友コミュニティに入って書き込みを見てみると、同じアカウントが、複数の趣味コミュニティで書き込みをしていたりします。
多くの人と繋がりたいという気持ちの表れか、それとも、出会いたいだけなのか分かりません。このような書き込みを見ると、複数の趣味コミュニティで同じ書き込みを見るのは、心地よいものではありませんよね。
趣味友を探したいのに、「さっきも同じ書き込みを見た!」ってなると、モチベーションが下がってしまいます。
昔書いた日記は黒歴史で他人には見せたくないから
また、全盛期にmixiを利用していた人が久しぶりにログインした場合、気になるのが、昔書いていた日記です。学生だった当時のテンションで書かれているため、今、見返すと恥ずかしさが溢れる日記になっていたりします
もし、趣味友として繋がった人がいたら、過去の恥ずかしい日記が見られてしまいます。
あなたの黒歴史を読まれるのは嫌ですよね。自分自身の心の中だけに留めておきたいからこそ、mixiで趣味友を探したくないという人もいるのです。
mixiよりもおすすめできるサイト
趣味友コミュニティを使うなら、mixiよりもおすすめできるサイトがあります。それは老舗のコミュニティサイトです。
mixiと違うのは長年の実績がありながら、長く愛されていること。mixiのように様々な方向転換をしていませんし、そもそもSNSではなく、純粋な友達作りサイトです。
ですから、サイト自体の目的がはっきりしています。また、mixiのような趣味友コミュニティではなく、プロフィールが中心になって友達を募集しています。例えば、プロフィールに趣味を書いたり、掲示板に投稿するときに、趣味友募集カテゴリに指定して投稿するのです。
だから、無駄な書き込みもありませんし、探しやすいので非常に効率的に趣味友を探せますよ。
老舗のコミュニティサイトはいくつかあります。以下で紹介していますので、覗いてみてくださいね。
まとめ
mixiは今でもSNSとして活用されています。けれども、会員の質が悪かったり、趣味友コミュニティ内の書き込みが荒れている状況です。
そんなmixiよりも、趣味友作りをしたいなら、老舗のコミュニティサイトがおすすめです。趣味友作りに特化しているので効率的に探せますよ。